男女不平等のススメ | Doronpaの独り言

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日本第一党党首 / 行動する保守運動代表
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ある国では性的な問題を起こした女性を、宗教的あるいは文化的価値観に基づいて火あぶりにするという信じがたい蛮行が今なお続いています。これは民族的慣習や宗教的慣習の範疇を超えて人倫に背く行為であり、断じて許されるものではありません。こうした極端な例はともかく、人類一般社会において性別に関わらず根源的な権利の平等を希求することは、特に近代欧米思想の主流をなしてきました。言葉で定義付けるなら、男女同権思想の普及ではなかったかと思うのです。「男性であれ女性であれ人間としての根源的な生きる権利は同じである」というこの考え方自体は間違っていないと思うのですが、そこから派生した60年代後半からの「ウーマンリブ」(女性解放運動)は明らかに男女同権思想の形を歪なものにし、女性=社会的弱者であり女権推進こそが先進国の証であるという誤った考え方に多くの人を誘導してしまったのではないかと思います。

生きるという根源的な問題から少し枠を広くして、社会生活という中で男女問題を考えてみましょう。高度成長期の日本と比べれば女性の社会進出はかなり進んできています。かつてのように寿退社(女性が結婚して職場を辞める)が当たり前であった時代からは考えられないくらい女性の就業条件は改善しています。法的整備の拡充も女性の社会進出を促していますが、女性にとって就業というものが結婚までの一時避難的就業から生涯の継続的就業へと価値観を変移させていく社会的あるいは心理的側面もその要因に挙げられるでしょう。日本で特に女性の社会進出が際立ってきたのは、90年代に入ってからだといわれています。これはバブル崩壊による日本全体の長期不況の時期と重なっており、収入という切実な面から共働き家庭、すなわち女性の就業が拡大していったと考えられます。また、ウーマンリブ以降、先進国では女性の社会進出が目覚ましく進み、それは日本も例外ではありませんでした。女性の社会進出が進まない社会は「恥ずべき」社会であるという認識の下、田嶋陽子に代表される変態的女権論者が生まれ、さらに一部社会の中でこれが容認されるという状況になり心理的な面からも女性の社会進出が後押しされていくことになったのです。

しかし、もともと性別をもって人間が生まれている時点においてそれぞれの役割というものが存在します。通常の人間であれば男女において体のつくりが違うことはいうまでもありません。女性の平均筋力は男性のそれと比べて60%~80%しかなく、肉体作業に向いていないことは一目瞭然です。また女性の体には脂肪がつきやすいという特質も考える必要があります。これはさまざま原因があるのですが、特に子宮を守るための仕組みとして脂肪がつきやすくなっているといわれています。
肉体的条件を考えても、人間の特質は男性を外で働く肉体労働に、女性を子供を産み育てる家庭労働に向くようにできていることがわかります。女性を家庭に閉じ込めるのは女性差別でありけしからんと声を荒げる女権論者たちは、そもそも人類の成り立ちを全く理解できていない無知無学の徒といえるでしょう。そして、こうした人間の形質を無視して概念的平等の押し付けで人間社会の営みを破壊しようとする、リベラルを自称する極左デモリッショマン(破壊者)たちの行為はその所属する国家に「少子化」という重大な危機をもたらす結果となりました。

一般に少子化の要因は様々に言われていますが、間違いなく「女性の社会進出」はその主たる要因となっています。少子化率のグラフを見ますと、日本は1984年以降下がり続けているのがわかりますが、特に1990年前後からの出生率の低下速度は明らかに加速していることが見て取れます。先述の通り90年代のバブル崩壊以降の社会的要因などから、女性の社会進出が進んだ状況に比例して日本の少子化が進んでいると考えられるのです。概念的男女平等を無理やり推し進めることによって社会を構成する人口の均衡が崩れてきているのは日本のみならず世界各国、特に先進国と呼ばれる国々で共通の現象として見られます。
女性の社会進出だけが原因とはいいませんが、結果としてみれば男女平等が撒き散らしたデメリットでもあり、男女平等という概念は決して人類社会にプラスの影響を与えるだけではないことを知っておくべきではないかと思うのです。

また、その男女平等なる概念も極めて恣意的に取りざたされることが多く、先述の変態的女権論者田嶋陽子などの主張では、女性のホワイトカラーへの進出を狂ったように求めても、ブルーカラーへの女性の進出については一言も触れることはありません。要するに肉体労働は男がやるものと決め付けている極めつけの男性差別主義の主張ともいえるのです。
男性には男性の女性には女性の役割が社会には間違いなく存在しています。しかし、その区分すらも差別的だとして撤廃を主張するキチガイじみた女権論者たちの言い分を通すなら、公衆浴場は混浴、公衆トイレは男女共同使用、デパートの紳士服・婦人服売り場も禁止、男女の違いを表わす言葉(たとえば父親・母親など)の禁止、出産の男女平等化(理論的には男性であっても、直腸に受精卵を人工的に着床させれば妊娠が可能なのだそうですが…)、歌舞伎・宝塚は禁止、などなど、ほとんどお笑いとしか思えない社会が誕生するのも決して空想話ではなくなるのです。

さらに恐ろしいのは男女共同参画事業なるあまりにも愚かで馬鹿げた事業を国家が推進しており、
平成17年度概算要求の男女共同参画事業関連費は約1兆6742億円となっております。社会の破壊作業ともっていよい事業に1年間でこれだけの税金が投入されているのです。そしてこのわれわれの税金の一部が、先ほどからたびたび言及のあります変態的女権論者、極左デモリッショマンたちのグループや個人に様々な形(事業関連講演料など)で支払われている現実があります。

『男女は人間として同権であることは言うまでもないが、社会の営みの中では男女に不平等があって当たり前。男性には男性の、女性には女性の役割が社会には存在し、それを一概に不平等と切り捨てる行為は人類社会を破壊している行為に他ならない』
行き過ぎた性差別や不平等は是正していくことが必要ですが、それも度を過ぎれば人間社会そのものを崩壊させかねないものであり、取り返しのつかないことになると私は考えます。だからこそ、あえて男女不平等をススメるのです。

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<在特会福岡講演のお知らせ>


在日特権を許さない市民の会 福岡講演
~これでも在日特権を許しますか?~

主催:在日特権を許さない市民の会 福岡支部


日時:平成19年6月3日(日)

    開場13:00 開始13:30 終了予定17:00


入場料:無料

定員:50名(非会員の方も参加できます)

場所:
エルガーラホール7F 第一会議室 (福岡市中央区天神1-4-2)
地下鉄空港線天神駅より徒歩5分、地下鉄七隈線天神南駅より徒歩1分
西鉄福岡(天神)駅より徒歩2分、天神バスセンターより徒歩3分
詳しくは → http://www.elgalahall.co.jp/

内容:
第一部 桜井誠講演  『在日無年金訴訟から始まった在特会の活動』 
第二部 佐谷正幸講演 『朝鮮人強制連行の嘘と炭鉱労働の実態』
第三部 出演者によるフリートーク

     (司会は新井知真、会場からの質問も受付けます)

佐谷正幸プロフィール 
昭和7年、福岡県飯塚市生まれ。
九大工学部採鉱学科卒業後、三菱鉱業にて石炭採掘業務に従事。
日本会議福岡、新しい歴史教科書を作る会などに参加。

著書『炭鉱の真実と栄光』など


詳しい参加方法などは

在特会公式サイト(http://www.zaitokukai.com/ )をご覧ください。


6月3日に福岡で皆さまとお会いできることを心より楽しみにしております。


福岡講演ポスター



<今週のお勧め書籍>


WiLL (マンスリーウィル) 2007年 07月号 [雑誌]


イザベラ・L. バード, Isabella L. Bird, 時岡 敬子
朝鮮紀行―英国婦人の見た李朝末期


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