世の中には不思議な話が満ちているもので、中でも「オカルト」と呼ばれる分類は多くの人の好奇心を掻き立ててきました。かくいう桜井もまた、こうしたオカルト話は大好きで、本有料記事でも先日「ちょっと不思議な話」として掲載も行っています。
読者諸氏におかれても、身近なところで不思議な話、オカルトめいた話など聞いたことがあるのではないでしょうか？今回の本編、「恐山の秘密」もまた、その一環です。是非、最後までお付き合い頂ければと思う次第です。
恐山といえばイタコ。イタコというと、どうしてもアノ人を思い出しますが、あれは本当に「芸」に消化（「昇華」ではない）した芸能であり、本来のオカルトからはかけ離れていると思います。人の信仰心をとやかく言うことはありませんが、つい先日も香港デモ騒動でイタコ芸を行い、大問題になっているのです。
イタコ芸で呼び寄せた（と主張する）香港デモの主要人物の一人（の守護霊）が、自衛隊の派遣を望んでいると機関紙で発信し、それを真に受けた支那政府がデモ側の攻撃材料に使ったため、その人物から抗議があったというものです。本当に碌なことをしない人です。
本来のイタコは、東北地方における「口寄せ」が基となっており、中でも有名なのが恐山のイタコです。とはいえ、かつては（昭和二十年代）には二十名を超えるイタコが恐山で口寄せをしていましたが、現在ではその数も激減しているそうです。 そして、その恐山には秘密が隠されているです…
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